IT雑記

Salesforce認定試験をオンライン受験しようとして盛大にトラブった話

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さわ

Salesforceの認定試験は本来指定のテストセンターに赴いて受験しなければなりませんでしたが、このコロナ禍により、自宅からのオンライン受験も可能になっています。(2020年12月現在。いつまでこの措置が続くかは分かりません)

東京まで電車で2時間弱の田舎暮らしな私、感染リスクを回避するため、オンラインにて受験をすることに。

しかし、試験セッションが止まってしまい、さらに何かの案内が英語で書いてあり大パニックに陥り、最終的にはリスケジュールされることになってしまいました。

1回2万もする試験が受けられなくなり再度申し込みから、という最悪のシナリオが回避できたのは不幸中の幸いでした…

今回は試験セッションが止まってしまった原因と、ことの顛末をメモしておきます。

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原因:外付けwebカメラを買ってなかった(PC内蔵カメラで受験しようとした)

外付けwebカメラ必須

一言、これに尽きます。

webasessorのトップページに、オンライン受験ガイドへのリンクがあるのですが、それをしっかり読んでいなかったのです…完全に私のミス。

受験中の状態を常時監視するため、

  • 90度の位置にカメラを設置する
  • 試験に必要な道具(キーボードやマウス等)が全て画面に収まるようにする
  • 当然、自分の姿もカメラに収める etc…

(その他詳細な受験条件はwebasessorのオンライン受験ガイドをご確認ください)

という環境を作り出さなければならなかったのですが、私はPC内蔵カメラで良いんじゃね?と思っていました。

しかし、内蔵カメラは自分の顔しか映りません。手元と顔を同時に画面に入れることができないため、試験セッションが中断されてしまった次第です。

試験セッション中断〜リスケジュールまでの顛末

試験セッション中断からリスケジュールが決定するまでの過程を書いておきます。

サポートへの問い合わせややりとりもありましたので、万が一同じ状況に陥った人の助けになれば。

試験セッション中断1回目

最初に試験が中断した際、おそらく一番やってはいけないのですが…試験画面を閉じました。

そしてwebasessorから再度ログインし直そうとしたのですが、当然ログインできるはずがなく…

まずは画面に表示されている電話番号に電話しようとしたものの、国際電話のかけ方が分からない!!

5分ほど四苦八苦した挙句、なんとか電話をかけてみると、自動アナウンスで

「COVID-19…website…」

的な音声が。(私の英語レベルはほぼ高校止まりなので、断片的な理解しかできない)

おそらくコロナで有人オペレーターによる電話案内をやっていないのだろうと判断し、試験システムを提供しているKRYTERIONのサポートサイトへ。もちろん英語。

これまたどこが問い合わせ窓口か分からなかったのですが、右下に表示されているチャットに気付きアクセス。

試験アカウントに紐づくメールアドレスを入れると、少ししてオペレーターとのチャットに切り替わった!!

Google翻訳の世話になりながら、試験のセッションが止まってしまったことを伝え、再開方法を尋ねる。

オペレーターの方からは、

  • 使用しているのは会社のパソコンか、私物のパソコンか
  • 使っているOSは何か
  • ウイルスソフトやファイアウォールは全部OFFになっているか

尋ねられ、それぞれに答えたところ再起動を試すようアドバイスがありました。

最後に現在の時刻を尋ねられたので「(その時の現在時刻) in Japan」と、何とも英語できない日本人な返事(実際できないんだけど)をしたところ、その時刻から一番近い試験時間にリスケジュールするので、再度受験をしてみてください、との案内。

つたない英語でお礼を伝えると、チャットの締めくくりに「Stay safe, stay healthy!!」と挨拶をくれたオペレーターさん。最後の最後まで親切でした。ありがとうレベッカ。

試験セッション中断2回目、そしてリスケへ

せっかく再受験の手続きしてもらったものの、再び試験セッション中断。

まだこの時点では全く原因を把握できておらず、とにかく困惑。

さすがに今度画面閉じたらもう試験受けられないだろうなぁ…どうすれば良いのか…と思っていたら、試験中断の画面からチャットに直接繋がり、試験監督らしき人からのメッセージが。なお、この後のやりとりも英語。

キーボードやマウスなども含め、あなたが試験を受けている姿全体を映してください」(意訳)

ここでようやく、外付けwebカメラを持っていない今の状況では試験が受けられないことを把握。

チャットで正直に外付けwebカメラが無いことを伝えると、「カメラはいつ用意できますか?」と質問が来たので、これまた正直に「多分2-3日以内には手に入ると思うが、年末なので分からない」と回答。

すると、

「カメラが手に入る日が分かれば、試験をリスケジュールすることができます」

とのこと。

え!?こっちの不備なのにリスケしてくれるの!?

ということで、チャットしながらAmazonのwebカメラ在庫状況を確認し、お急ぎ便が間に合いそうな日を回答。

結局、試験は数日後の夕方時間帯にリスケしてもらえることになりました。

おまけ:日本語の試験サポートセンターありますよ

webasessorのトップページに、オンライン受験時の日本語カスタマーサポートセンターへのリンクがありました。ちゃんと見ようね私…。

ただし営業時間が決まっているので、日本語カスタマーサポートの営業時間外の日程や時間帯で受験しトラブルに見舞われた場合は、英語で対応してもらうことになるかもしれません。

教訓と感想

試験ガイドを徹底的に読め。これに尽きるのではないかと。

改めてオンライン受験ガイドを読んだところ、案外環境作るのが大変そうだな、と思いました。

試験に使うデスクの上片付けてwebカメラを指定の状態が映り込むように設定して…とやらなければならない。

まずデスクのサイズがwebカメラを設置できるほど広さがなく、ずっと在宅勤務で細々した文房具類が机の上を締めている私としては一苦労である…日常から配信やってる人とかなら慣れたものなのだろうか

そして、落ち着いて英語読め

英語への敬遠意識のせいで、ろくろく読まずにテスト画面を閉じてしまったのが全ての失敗の始まりだったように思います。

一応、単語単位で拾って意味を推測できるくらいの読み取りはできるので、落ち着いて読もうと思えば大意の理解くらいはできたはず。

逆に、めちゃくちゃ拙いながらもチャットでコミュニケーションが取れるだけの英単語が私の中にあって良かった。だいぶGoogle翻訳さんのお力借りたけど。

おわりに

というわけで、webカメラ買いました。

webカメラも価格帯がピンキリで悩んだのですが、推奨スペックを概ね満たしていたlogicoolの三脚付きをチョイス。

三脚で高さを出しつつ細かく角度を調整できるので、かなり良さそうです。

実際にカメラ配置と映りのテストをした感じも大丈夫そうだったので、これなら試験が受けられる…はず。(記事執筆時点でまだリスケ後の試験を受けていない)

9000円弱なので、試験代にくわえてちょっと高い出費だけど、会場までの往復交通費と新型コロナ感染リスク回避を考えたら妥当な出費かな、と。

今後も1年以内に複数試験を受ける予定なので、オンライン受験が認められている間は使えるし。

私のように受験ガイドを読まない暴挙はともかく、オンライン受験中に万が一トラブルがあった時、この記事が少しでも役に立てば幸いです。では。

2020/12/31 追記

認定アドミニストレーター試験、無事合格しました!!

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webエンジニア
webサイト制作をメインとして、フロントからインフラまで広くかじっているIT屋さんをやっています
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